ウェアラブルセンサを用いた行動認識における汎用性の高い手法の検討

2022年10月20日 – 1:51 PM

 人間の行動認識は健康管理や事故防止などに役立てられると期待されている。ウェアラブルセンサ(加速度、角速度、地磁気センサ)はスマートフォンに内蔵されていて至る所での使用が可能であるため、行動認識に使うデータソースとして期待されている。しかし、ウェアラブルセンサを用いた行動認識用のデータセット取得難易度が高く、大規模なデータセットの作成が困難である。また、データセットごとに装着位置やセンサの種類による特性の違いが生じており、一般化したモデルは出来ていない。そこで本研究では、体中に400個のウェアラブルセンサを装着したデバイスを作成し、このデバイスで同時に取得したデータの相互関係からこの問題への解決手法を検討している。

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